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ご挨拶
司さまを激愛する蘭丸の遊び場へようこそ!!原作コミックス&アニメ「花より男子」の二次小説ですつくし以上に司を愛するぞぉーと!始めた、妄想てんこ盛りな?ブログです妄想なのか?思い込みなのか?はたまた、お馬鹿なのか?思い込みのみで「つかつくはじめました!」お付き合い頂けたら幸です知識も、文章力も、全くありません!(キリッ)←自信満々で宣言します!暇つぶしに、一緒に遊んでやって下さいませm(_ _)m登場人物の設...

鍾愛 番外編
こんばんは昨夜は、ほんとにびっくりしました震源地が変わったのか?横揺れだったような?発表された震度より体感は、もっと大きなMに感じましたまだ書けてませんが日付が変わらなうちに更新出来るようにガンバります!鍾愛のイメージはエレカシさんの桜の花舞い上がる道をなんですお時間あれば聴いてみて下さい(^^)v桜の花舞い上がる道を =======ここからは拍手コメントお礼となりますu***A様ご無沙汰しております!卒業...

また来た
また余震来ました。ボォォォーって地鳴りが怖すぎる...

鍾愛 90
「ねぇねぇ花沢類見て!喫茶店がある」散歩中、住宅街の一画で小さな喫茶店を見つけた。今流行のお洒落なカフェと違い自宅の1階を店舗にしたレトロ感たっぷりの店構えで青色のテント庇に喫茶さざなみとかかれてあった入口横に紫色の紫陽花が咲き、ショーケースにメニューのサンプル品が陳列されている「面白そうな店だね。入ってみる?」「うん」スモークがかった分厚い硝子の扉を押し開けて店内に入ると香ばしい珈琲の香りが漂っ...

鍾愛 89
おはようございます。余震も落ち着いてきました幸い、我が家に大きな被害はなくご心配コメントを頂き、ありがとうございましたm(_ _)m地域によっては、未だライフラインの復旧作業が続いており避難所で不安な日々を送っておられる方もいらっしゃいます今回の地震で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げると共に、お亡くなりになられた方達のご冥福を心よりお祈り申し上げます================オフィスチェアーに...

ご挨拶

司さまを激愛する
蘭丸の遊び場へようこそ!!


原作コミックス&アニメ「花より男子」の二次小説です


つくし以上に司を愛するぞぉーと!
始めた、妄想てんこ盛りな?ブログです
妄想なのか?思い込みなのか?はたまた、お馬鹿なのか?
思い込みのみで「つかつくはじめました!」
お付き合い頂けたら幸です

知識も、文章力も、全くありません!(キリッ)←自信満々で宣言します!
暇つぶしに、一緒に遊んでやって下さいませm(_ _)m

登場人物の設定、描写、言葉使いに関してのご意見は
ありがたく受け止めさせて頂きますが
当方から個別のお返事は致しかねます
あらかじめ、ご了承、ご理解頂けますよう
お願い申し上げます

なお、原作者さま、出版社さまと一切関係ございません

誹謗中傷、文章の他所への転記等は、かたくお断りしております

「俺様が大活躍するってよ!」←大活躍するかは不明ですが……

「あんた、すでにいろんなとこて゜活躍してるじゃん」

つくしより、司さまを愛する自信だけは
おおありです!(笑

               by 蘭丸

お付き合いの程、宜しくお願い致します

               
@Ranmaru
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鍾愛 番外編

こんばんは
昨夜は、ほんとにびっくりしました
震源地が変わったのか?横揺れだったような?
発表された震度より体感は、もっと大きなMに感じました

まだ書けてませんが日付が変わらなうちに
更新出来るようにガンバります!

鍾愛のイメージはエレカシさんの
桜の花舞い上がる道をなんです
お時間あれば聴いてみて下さい(^^)v

桜の花舞い上がる道を
 

=======

ここからは拍手コメントお礼となります

u***A様

ご無沙汰しております!
卒業は、中途半端にしてるお話を完結させて
最後に、ラブラブなストーリーを書いてからと
思っております
もうしばらく、居座るつもりですので
それまで、お付き合い頂けたら幸いです
宜しくお願い致します

また来た

また余震来ました。
ボォォォーって地鳴りが怖すぎる

鍾愛 90

「ねぇねぇ花沢類見て!喫茶店がある」

散歩中、住宅街の一画で
小さな喫茶店を見つけた。今流行のお洒落なカフェと違い
自宅の1階を店舗にしたレトロ感たっぷりの店構えで
青色のテント庇に喫茶さざなみとかかれてあった
入口横に紫色の紫陽花が咲き、ショーケースに
メニューのサンプル品が陳列されている

「面白そうな店だね。入ってみる?」

「うん」

スモークがかった分厚い硝子の扉を押し開けて
店内に入ると香ばしい珈琲の香りが漂ってきた
年齢で言えば60代後半くらいだろうか
ショートヘアで、モノトーンのブラウスに、
自然な銀髪が映える女性が店を切り盛りしていた

「いらっしゃいませ」

カウンターから心地良い声が聴こえてきた
店内には、シニアの夫婦、スーツを着た若い男性がいた
肘掛けのない、どっしりとした椅子があるテーブル席に座り
大きな窓からは街並みが見える

「今日は、お天気も良くて暑くなりそうですよ」

優しい笑顔を浮かべたママが、水の入ったグラスを
テーブルに置いた
つくしは思わず涙ぐみ下を向くと
メニューを見る振りをして誤魔化した
気にしない振りをしていたが、司の婚約のニュースを知り
どうしていいのかわからなくなっていた
ママの微笑みが、母千恵子と重なって涙がでたのだ

「モーニング二つ。俺は、モカ
 つくしちゃんは、なに飲む?」

「あたしは・・・ミルクティーでお願いします」

「カップは、どれになさいますか?」

カウンターの壁に設けられた棚を見ると
可愛らしいカップが並んでいる

「俺は、一番端の白のカップで」

「あたしは、右から三番目のを」

しばらく悩んで、つくしは、花柄のティーカップを選んだ

「はい。かしこまりました」

カップを取り出しカウンターに置き、ローストされた豆を挽く
この店の珈琲はサイフォンで抽出している
味、のどごし、香が日本人好みの柔らかな味わいを
楽しませてくれるのはサイフォンならではだ
挽いた豆をロートに入れ、フラスコに水を入た後
アルコールに火をつけた。熱せられた水がお湯となって
ロートに上昇する。タイミングを見計らい
ロートに入った珈琲を竹へらで手慣れた手つきで撹拌する
初めてみたサイフォン珈琲に、つくしは見入っていた
珈琲好きの司に淹れていたのは、手軽なコーヒーメーカーだ
彼の好みではなかっただろうに文句も言わずに
毎朝飲んでくれていた

つくしがサイフォン珈琲に夢中になってる間、
類は、司にメールを送った。今から喫茶店で朝ごはん
俺の女に、ベタベタいちゃいちゃするんじゃねぇーぞ!
またもや即行で返ってきた
そっちはどう?
どうもこうもねぇよ!総二郎とあきら、
それに滋まで電話してきやがって、昼メシ食うことになった
つくしの事、頼んだぞ
任せておいて。みんな心配してるんだよ
短いやり取りだが、司の焦りが伝わってきた

「あの、そのサイフォン、こちらのお店で買えるんでしょうか?」

「これ?ごめんなさいうちでは売ってないの」

「サイフォンが欲しいなら、足を伸ばして買いに行く?」

「簡単に手に入るの?」

「豆を売ってる専門店でも、デパートでも買えるよ
 見てたら、俺も欲しくなっちゃった」

「あら、それじゃうちは商売あがったりになりますね」

邪魔にならない程度に、ママが、言葉を滑らせてきた
こんがり焼いたトーストにスクランブルエッグ、サラダが
テーブルに並んだ

「ごゆっくりどうぞ」

「ありがとうございます」

つくしは礼を言いい、ミルクを入れてスプーンでかき混ぜた

「花沢類・・・あたしはどうしたらいいの」

「司の婚約のこと?」

「出て行った方がいいのかな?」

「どうして?司が別れようって言った訳でもないのに」

「でも、遅かれ早かれ、いずれこうなってたと思う
 うちなんて狭い都営住宅で、パパは無職
 司の家と釣り合うわけないもん。反対するよね
 ご両親は・・・・」

「俺は反対されても好きな女と結婚するよ
 司もそうだと思う。帰ってきたら、
 きちんと話をするはずだから」

「・・・・・・」

類の慰めの言葉に、コクリと頷いて
温かいティーカップを唇に乗せた

============

「司!どーなってんの!
 あんた、あの女と婚約したんだって!
 つくしちゃんはどうしたの!つくしちゃんは!
 もしかして、あんた、二股かけてたの?」

凄い剣幕で電話してきたのは
いまだ邸に滞在している椿からだった

「なんだ、ねぇーちゃん、まだ居たのか
 早く帰れよ。離婚されんぞぉ」

「ダンナは新しいホテルのオープン準備で
 半年は帰って来ないから!そんなことより、
 お母様が、軽井沢と伊豆の別荘手放した事、知ってる?
 あれだけ大事にしてたのに
 うちって、もしかしてお金に困ってんの?」

「みてぇだなぁ。邸もそのうち人手に渡るんじゃねぇ?
 そもそも、あんなバカでかい家いらねぇーんだよ」

冗談のつもりで聞いたのに、司が、そうだろうなと
返した事に、椿は驚いていた

「なに言ってんの。ここは代々、道明寺家が・・・」

「それがくだらねぇつってんだ!」

「あんた、ずいぶん変わったわね
 で、つくしちゃんは?別れたの?」

「別れてねぇーよ」

「お金なら、うちのダンナにも相談するから」

「ねぇーちゃん、悪いことは言わねぇ、
 巻き込まれる前に帰れ。色々、ややこしそうだからよぉ
 諭吉はどうしてる?つくしが気にしてた」

「元気よ。あんた、変な事、考えてないでしょうね」

「頭ん中、すでに変になっちまってるよ」

「融資の事なら、黙ってないで相談してよ
 何とかなるかも知れないから」

「ありがとう」

椿との電話を終えた後も、
婚約のニュースを知った各方面から、次々と
お祝いの電話とメッセージ、花束が届けられ
西田は対応に追われていた
そんな中、司の仕事用のスマホに
見知らぬ電話番号からしつこく着信がはいってる
何度目かのコールででてみれば、
今、一番聴きたくない、みずきの声がした

「司さん?今夜のエコノミー賞
 エスコートして下さいますよね?」

「バカか、お前!」

冷たいひと言を言い放つと一方的に切った
不安になっているつくしに連絡したかったが
直接話す方が賢明だろうと電話せずにいた
道明寺HDの前は、司からひと言もらおうとマスコミが
待ち構えていた

「外にも出れねぇのかよ」

マスコミが張ってる、こっちに来てくれ
総二郎達に連絡を入れ来てもらえるように頼んだ

「よう!賑わってるねぇ!」

「うるせぇぇ!」

一番先に到着したのはあきらだ

「司くん、婚約おめでとう!」

「テメェ-!ナメてんのか!」

花束を手に現れたのは総二郎

「ちょっと、司!どうなってるの?
 説明してもらおーじゃない!」

鼻息荒く登場したのは滋だった

「好きなもん食え!社食だけどな」

エグゼクティブルームに一同が集まった

「俺、ビフカツ定食!!」

「じゃー俺も!」

総二郎とあきらがオーダーする

「それじゃー私は、酢豚定食!」

「お前ら、楽しそうだな」

「あれ?類は?来ねぇの」

あきらが訊いてきた

「類は、つくしのおもりしてんだよ!」

「それにしてもアレだよな
 ずいぶん、香ばしい女だよな
 彼の全てに惹かれておりますぅ」

総二郎が、みずきの声色を真似てからかえば

「俺は、腹抱えて笑ったよ
 滋の戦闘力にビビって、婚約に持ち込まれたんだろ?」

ニャニャしながら、あきらが訊いてきた

「やな女!ああいうの一番嫌い!
 つくし、どうしてるの?」

「混乱すると思って、連絡してない」

「どうする気だ?」

冗談を言っていたあきらが真顔になり

「わかんねぇ。俺に責任もあるが、かなり業績悪化してんだよ」

「椎名と手を結んで誰得な展開だろ?」

「黒幕が他にいるんだよ。西田も探りを入れてるが
 尻尾ださねぇからな」

あきらの問いに、ため息をつきながら答えた

「天下の道明寺財閥に喧嘩ふっかけてんのか」

「負け戦だよ、こっちがな」

えっ?と言う顔をして総二郎が視線を向けた

「原因は、メープル?おば様は、どうして手放さないんだろ?」

「そうだ。我が子より可愛いホテルだからだよ」

滋は、わからないと呟いた
彼女も、父親の後を継ぎビジネス界に身を置いている
楓の考えが理解できないと言った

「資金が焦げ付いてる」

「いくらだ?」 

「ハッキリした数字は出てないが
 数千億はくだらねぇだろうな」

「どうしてそこまでなるまでほっといた?」

あきらが深いため息をついた

「興味なかったかんなぁ。道明寺の事なんて」

「すまない、俺らではどうしょうも出来ねぇ」

親友の窮地に何もしてやれない事を総二郎が詫びた

「そんなつもりは端っからねぇよ
 ゲームの招待状を受けたのは俺だ
 勝てば、つくしの元へ帰れる
 負ければ、みずきと結婚だ・・・・
 ここまで追い詰められたんだ、
 つくしとは一時的に別れる事になる
 俺の個人的な事業は、つくしに引き継いでもらう
 あいつの事、サポートしてやってくれ。頼む」

「で、勝算はあるのか?」

「今んとこ無理だな・・だから・・最悪の事を考えて
 つくしを助けてやって欲しい」

「司・・・それでいいの?」

「しゃーねぇーだろ」

あきらと滋の問いかけに、司は、諦めに似た気持ちを
吐き出していた

鍾愛 89

おはようございます。
余震も落ち着いてきました
幸い、我が家に大きな被害はなく
ご心配コメントを頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
地域によっては、未だライフラインの復旧作業が続いており
避難所で不安な日々を送っておられる方もいらっしゃいます
今回の地震で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げると
共に、お亡くなりになられた方達のご冥福を心より
お祈り申し上げます

================

オフィスチェアーに座り、ひとり考え込む司に
会釈して西田は部屋を出て行った

楓が私物化している道明寺HDの経営など司は、
端っから興味は無かった
自身の癒しの場として創ったフレンチレストランは
店内のインテリア、照明、美観、料理、人材
細部に渡り彼らしい拘りを見せた
人事の採用は支配人任せにせず、司自ら行った
一流の料理、一流のサービスとは何か自分の目で見てこいと
2年に一度、支配人の選出でパリの5つ星ホテルにスタッフを
短期間の修行に行かせた。目的は、良い刺激を貰ってくる事
修行から帰ってきたスタッフは仕事に対しての姿勢が
目に見えて変わり、自分達でミーティングを開くまでになっていた

規模が大きな道明寺HDでは司が関わる社員は
たかだか知れている
人材育成の面白さを知り、意識改革で業績もあがる
小規模で、自分の目の届く範囲の事業展開が性に合っていると
思うようになり、つくしと出逢ってプライベートな時間の
大切さを知った
その思いが更に強くなっている矢先の
婚約騒動だった

コンコン

「社長が出社されました」

ノックで我に返り、西田の声がするドアに視線をやった
楓の言い分を聞かねば。オフィスチェアーに座る腰を
スライドさせ立ち上がるとスーツの襟元を正した
これまで楓がいる社長室へ入る事を極力避けてきた
理由は、息が詰まるからだ。重苦しい雰囲気の社長室
革張りのソファに、楓と秘書の山崎
その前に、司と西田が座った

「どういうことですか?説明して頂きたい」

司が、静かな口調で楓に威圧をかけた

「説明?昨日したはずです。あのラウンジで
 わたくしが顔を出せと言ったのに拒絶したのは
 司さん、貴方の方ではなくって?後悔すると・・・
 最後の話し合いの場を設けてあげたのに 
 来なかったではありませんか」

相変わらずだ。行けば婚約の手打ち
行かなければ、こじつけのような理由を押し付けてきた

「で・・・どうしろと?」

「みずきさんと結婚して頂きます
 貴方も同意したのですから。それから身辺も
 きれいにして下さい。スキャンダルは困ります
 司さんが出来ないと言うなら、わたくしが身辺整理を
 引き受けます。最後の切り札は、こちらにある。
 貴方もそれを忘れないように」

「あの時みたいにですか・・・」

動揺する事なく楓は答えなかった

「貴女は、M&A(企業買収)のおつもりかも知れませんが
 買収されるのは、うちですよ
 そのシナリオに乗っかった訳ですね
 メープルを切り離せばいい。再建不能まで陥らせて
 どう責任を取るのですか」

「1年をめどに結婚の話を進めます。そのおつもりで
 用は済みました。仕事に戻りなさい」

司の問いかけなどまるで聞こえてなかったかのように
楓は、聞き流した
人一倍、プライドが高い楓が買収と言う屈辱を
受け入れた理由がわからない。言えることは、
何かに怯えている?焦っているか?そのどちらかだ
司がソファから立ち上がると楓と山崎にギラつく
視線を向けた

「このまま黙って俺が引き下がると思うなよ
 つくしに手を出してみろ、ぶっ殺す!」

物騒な言葉を置き土産に西田と社長室を後にした

========

「は、花沢類!」

「おはよ。司は仕事に行った」

「だよね・・寝坊しちゃった」

「これから嵐がやって来る」

類が、ねぼけ眼のつくしに、スマホを手渡してきた
そこには、司とみずきの婚約の記事が載っていた
しばらく画面に見入っていたのに、つくしは何も言わなかった

「仕事は?お休み?」

「うん・・・休み。散歩に行かない?今から」

「今から?」

「そう。外で朝ごはん食べよ」

「そうだね。お天気も良さそうだし」

午後から婚約会見がある。
出来ることならつくしに見せたくないと言う
類の思いやりでもあった。
つくしは無理やり笑顔を作ると着替えてくると言い残し
スマホを返して、ベッドルームへ消えていった

朝9時過ぎ、つくしと類は行き先を決めずに散歩に出た
晩春から初夏に移り変わる薄い水色の空は、
何処までも澄んでいる
梅雨の晴れ間のせいか湿気を含んだ風は
少しばかり埃ぽくて、類が軽い咳払いをした

「大丈夫?」

「大丈夫だよ。朝ご飯どうする?」

「行き当たりばったりって事で!」

つくしが元気よく返した
類がジーンズのポケットからスマホを取り出して
少し先を歩くつくしを写し、
散歩に出てると短い文章を添えて司にを送る
みずきの事、知ってるのか?と凄い速さで返事が来た
知ってるよ。心中穏やかではないだろうけど落ち着いてる
柴崎をガードにつけなくても大丈夫か?
今は、そう言うことはやめた方がいいと思う
司は心配だろうけど俺に任せて。またメールするよと
返信した後、スマホをポケットに差し込んで歩き出した

==============

午前11時。
午後からの予定だった婚約会見が早まって行われた
みずきは、白いスーツに身を纏い、いつもより薄化粧で
満面の笑みを浮かべながらみずきがあらわれると
眩いほどのフラッシュが一斉にたかれた
婚約会見と言っても司もいなければ金屏風もない
立ったままの囲み取材だった
エグゼクティブルームのソファに座り
司と西田は、みずきの会見に見入っていた

「お忙しい中、大勢お集まり頂き、ありがとうございます」

しおらしく頭を下げた

「ご婚約、おめでとうございます」

「ありがとうございます」

「早速ですが、お相手の方は噂の彼ですか?」

「はい。そうです」

「知り合ったきっかけは?」

「ゴルフコンペで、ご一緒させて頂きました」

「彼のどう言う所に惹かれたんですか?
 芸能界も引退されるとお聞きしましたが」

「はい。彼も忙しい人ですので、家庭に入って
 支えていきたいと思ってます
 彼の全てに惹かれております」

「プロポーズの言葉は?」

「内緒です」

みずきの会見が続いていたが、
あまりにも腹立たしいと司がテレビのスイッチを切った

「すげぇーよなぁ。あれだけツラツラ嘘八百並べて
 さすが、女優。恐れ入るよ
 ババァが目をつけただけの事はある」

「どうなさるおつもりですか?
 打開策は考えておられるのですか?」

「打開策?そんなもんねぇーよ
 八方塞がり、手も足も出ねぇってやつだ
 婚約発表までされちまったんだ
 俺に与えられた猶予は1年。この1年でけりをつける」

「一方的な婚約など認められません。今なら・・」

「逃げろって言うんだろ?バカ言うな
 やられっぱなしで俺のプライドが許さねぇんだよ
 俺の事業の代表を全て、つくし名義に変えてくれ
 そのうちあの女が、我が物顔でのさばるだろうからな」

「芝崎さんが、選りすぐりのボディーガードを
 手配できたとおっしゃってました。女性ひとりを含む
 3名です。早急に司様との顔合わせの段取りを致します」

「そうしてくれ」

「つくし様は、どうしておられるのですか?」

「類が傍についてる。あいつは、ああ見えて
 肝座った女だから、どんな事があっても
 俺を信じてついてきてくれる。例え俺が無一文になって
 ぼろぼろになってもな」

不安な気持ちを奮い立たせ、自分に言い聞かせるように
司は、言い放った

「そうでしたか」

「西田。お前にも当分、迷惑をかけるが宜しく頼む」

「司様と地の果てまでお供する覚悟でございます」

「お前と地の果てまで行きたかねぇよ
 取りあえず、今日のエコノミー賞はキャンセルだ
 ハバァと道明寺を怨んでる奴なんて山ほどいる
 何も出来ず見てただけでの俺も同罪だ。因果応報だよ
 ただ・・・つくしは巻き込みたくない
 別れて、あいつが幸せになれるならそうする」

司が吐いた弱音。唯一の弱点は、つくしの存在
楓もそれを知っている。柴崎がいればある程度ガードできても
絶対ではない事は、司も西田もわかっていた