GameOver 6

「どこ行くんだよ」

「トイレだよ、ついて来ないでよね」

「何でだよ」

「お前の可愛さに隙あらば、他の男が寄って来るじゃん」

「こねぇよ!」

「吸引されるのは、道明寺だけ!」

「オイ!待てよ!」

バカップルが、騒がしく席を立ったあと
麗香が

「いつも、あんな感じなんですか?」

「今日は、麗香ちゃんがいるから
 控えめだよな!あきら?」

「だな」

Gameと名のついた遊びに
自信満々のオンナ達が、
衝撃を受ける様を見てるのが
この上なく楽しい
ま、趣味は良くねぇけどな

帰ってきたぜ、バカップル!


「なぁ、司、牧野は人間じゃねぇんだよなぁ」

「牧野は天使なんだよ、背中に羽根が
 はえてっから、すぐどこかに
 飛んで行っちまう、だからよ
 張り付いとかねぇと、消えちまうんだ」

「あんた、人前で何恥ずかしいこと
 言っちゃってるのよ……」

「事実じゃん!」

「俺が目ぇ離すと、マッハでいなくなるだろーが」

「今日は、まだご褒美貰ってねぇけど?」

「ご褒美って、何だよ司!」

「決まってんだろ、骨まで溶けるような
 キス!」


「余計なこと、バラすんじゃないわよ、バカ…」
「んもぉぉぉ、バカ道明寺ぃぃぃぃ」

デートんとき、「今日も良く頑張ったね!」って
キスしてくれるだろうが

「お前ら、そんなことしてるのかよ!」

「今すぐしろよ!」

「命令しないでよね!」

「命令でねぇよ、おねだりだよ」

「やめてってば!」


麗香は、司とつくしのやり取りに

自信満々だっただけに
玉砕ぶりは、半端なかった
そんな麗香に総二郎が

「禁猟区」

「えっ?」

「言っただろう、牧野は、
 希少価値の保護珍獣だって」

「牧野を狩りして良いのは司だけ」

「司に狩られて良いのも、牧野だけ」

「誰ひとり、あいつらの
禁猟区に、入りこめねぇんだよ」



「GameOver」




「やっぱ、麗香ちゃんもダメだったな」

「もしかしたら……もあると思ったけどなぁ」

「オイ司、ひとつ聞いていいか?」
「お前、麗香ちゃんに見とれてただろ?」

「あぁ?」

「いつだよ……」

「初めて会った時だよ」

「ありえねぇし」

「じっと、見つめてたじゃねぇか?」

「見つめてねぇよ、考え事してたんだよ」

「なんの?」

「やっぱ、牧野の方が数億倍可愛いぜっ!て
 思っただけだ」

「お前って奴は………何処まで行っても
 牧野バカなんだなぁ」

「当たり前ぇだろう!
 俺だけの天使なんだからよ!」

「ごちそうさん!
 あきら、俺らも、GameOver……」

「だよな……」



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GameOver 5

酔ってるのか?酔ったふりをしてるのか?
麗香が甘えるように、
司にボディタッチしてくる


「オイ、気安くさわんじゃねぇーよ」


司「牧野!お前、調子乗って
  呑むんじゃねぇぞ!」

麗香ちゃんと牧野に対する態度の差!
さすが司!ブレないじゃんか!

「道明寺さんみたいな素敵な方が
 彼氏だなんて、羨ましいですわ」

麗香は、司の目を見つめながら………

「わたくしなら、司さんの傍で
 お仕事しやすいようにサポートに
 徹します」

「麗香の話も華麗にスルーかよ!司!」


「司さんって呼ぶなと
 あれほど言っといたのに……」
総二郎が、恐る恐る司の顔色を伺う
牧野が居るから、大丈夫そうだな……

「道明寺ってさ、世間で
 過大評価されてる第一位だよね」

「麗香さんが思ってるような
 オトコではないですよ………」
「人の迷惑顧みずなんですから」

麗「例えば?」

「時間が出来ると日に何回も電話してくる!」
「すぐ迎えに飛んでくる!」
「ストーカーばりにつきまとう」
「ウザいくらい愛してると言っては
 抱きついてくる!」
「すきあらば、キスしてこようとする!」
「人前でも、お構いなしにベタベタしたがる!」
「自分の所有物かのような扱いをする!」


牧野ぉぉぉぉ、お前さぁ
麗香ちゃんを牽制してるつもりかもしんねぇけど
全部、ノロケにしか聞こえねぇからwww

総二郎は、つくしのとんでも発言に
笑いを堪えるのが必死だった

「せっかくお友達になったんですもの
 今度みんなで、父が所有する
 ニースの別荘に遊びに行きませんか?」

上流階級の威力をみせつけるってか?

あ「それは、是非お邪魔させて頂きたいよなぁ」

麗香の顔をみれば、
アナタとは格が違うのよ!と
言わんばかりだ 

「黒アゲハ麗香、段々ムキになってきてんなぁ」

珍獣牧野、どお出る?

「ねぇ、道明寺、ニースって
 どこにあるの?」

司「フランスだよ」

つ「遠いね………」

勝ち誇ったかのような麗香が
牧野に向けた冷ややかな笑いを
司が見逃すはずがなかった

司「心配すんな、俺がお前の行きたいとこ
  どこでも連れてってやっから
  ニースなんて、目じゃねぇぜ!
  俺さまは、宇宙旅行に連れてってやる!」

つ「あたし、うさぎやで、じゅうぶんだよ
  電車で行けるとこで楽しめるから」

牧野、お前って可愛い奴だな
うさぎやって、あのパフェとやらを
食わせる店かよ!それも、電車で……
ワールド企業のご子息の彼女なのによぉ
ハハハハハハ、ある意味、最強だよな

麗「これからも友達として
  お付き合い頂けたら嬉しいんですけれど……
  連絡先の交換いたしません?」 

司の携帯番号get!ってか?

司「しねぇ」

 「俺は牧野とデートすんのに
  忙しいんだよ
  総二郎、あきらなら相手してくれるぜぇ」

さてさて……
Gameもそろそろ終了だな

※ラブストーリーは突然には深夜更新予定です

  
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GameOver 4

「オイ、あきら、急用って何だよ」

Gameのため、司を馴染みのBarに呼び出した

「よう!司、わざわざすまねぇ
 お前の力を借りようと思ったけど
 急転直下で解決したんだよ!」

「久々に、飲もうぜ!」

ったく、毎回毎回、司は
見事に同じ手に引っかかってくれるよなぁ
ま、それだけ友人思いってことだけどよ
総二郎は、呆れるやら、感心するやら
司の真っ直ぐさに、ため息をつく

「あっ、ごめんなさい………」
「お洋服に、ワインがかかってしまいましたわ」

邪道なやり方にでたな!麗香ちゃん
総二郎はお手並み拝見とばかりに
麗香の様子を伺っていた

司が、座った途端、わざとらしく
司の手にワインをこぼす

「ごめんなさい、ほんとに、ごめんなさい…」

艶っぽい潤んだ瞳で
司を見つめたかと思うと
司の大きな手を取り
手を握りながら、ハンカチで溢したワインを拭う
こりゃ、普通の男なら、たまんねぇわなぁ

ここで、司のお約束「何しやがる!」が
出るはずなんだが…………

麗香の潤んだ瞳を見つめる司に

オイオイ、どーしちまった?
雲行きが怪しかねぇか?

焦る、あきらと俺

「もういい、手ぇ離せよ」

「でも………」

「誰だよ、この女」

「わたくし、
 長澤麗香と申します」

司くん……まさかの陥落はねぇよなぁ

───────────────────────────
「道明寺さん、何をお飲みになられます?」
 
ナッツ、チーズ、プロシュート
司達がつまみに手を伸ばしやすいよう
さり気なくテーブルに配置する

「さすが、お嬢
 場慣れしてるわ」

総二郎のグラスが空けば
すかさず、フロアースタッフに
目配せして呼び寄せる
何事も、スマートな気配りを見せる麗香

「総二郎、こいつ、お前の女?」

総「だから、違うっていったろ……」

あ「司、牧野呼べよ!」

「何でだよ、用がないなら帰るぜ
 牧野と会いたいかんな」

あ「まあまあ、そう言わず
 俺らも、久々に保護珍獣に
 会いたいからさぁ」

「お前ら邪魔なんだよ
 会うなら牧野とふたりっきりが
 いいんだよ」

総「牧野の名前が出ると
  嬉しそうな顔するじゃねぇか
  司くん!」

「しゃーねぇーなぁ
 今回だけだぞ」

と、言いつつ、俺達のGameの場に
毎回、華麗に登場するじゃんか!ってことは
置いといて………

「おう、俺だ!
 今からダークホースに来い!」

「いますぐ来い!」

麗「どなたかお見えになるのかしら?」
白々しく聞いてくる麗香

あ「司の彼女だよ」

麗「是非、お会いしたいわ
  道明寺さんの想い人ですもの」

司の呼び出しから一時間後

あ「スイートハニー登場!」

つ「ちょっと、何考えてんのよ!あんた!」

司「こいつ、俺の嫁」

キタキタ!いつもの俺の嫁宣言!

つ「まだ、嫁じゃないわよ!」

司「いーじゃん!時間の問題なんだからよ!」

つ「あんたね、今何時だと思ってんの?」

司「夜の9時半」

つ「そんなまともな答え聞いてないわよ!」

司「お前さ、俺に会いたいから来たんでねぇの?」

つ「違うわよ!直接文句言うために来たのよ!」

「あのう…………
 わたくし、麗香と申します」

つ「やだ……ごめんなさい
  牧野つくしです
  西門さんの彼女?
  それとも美作さん?」

司「どーせ、お前らタクシーみてぇに
  右手上げて、拾って来た女だろうが?」

総「違うよ、長澤HDの社長令嬢だよ」

麗「道明寺さん、わたくし、そんな
  軽い女ではありません」

司「軽くても、重くても、どーでもいいからよ」
  帰ってもいいか?」

つ「道明寺、麗香さんに失礼じゃん
  あやまんなさいよ」

司「なんでだよぉ」
 
麗「つくしさん、お気になさらずに……
  楽しみましょう」

総「司節炸裂してんなぁぁ」

今宵も、楽しい宴になりそうだわ


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GameOver 3

「で……司さんの彼女って
 どう言う方なのかしら?」

「来たぜ!来たぜ!待ってました!」
総二郎が、ウキウキして語りだす

大概のオンナは、同じ事を聞く
まっ、そうだわなぁ
あの道明寺司の彼女だ、
気にならねぇ方がおかしい

「牧野か?歳は24
 顔は、童顔でスレンダー
 おまけに貧乳、気が強くて
 口が悪い
 たまに司に蹴りを入れる、平手打ちする
 司からかかってきた電話をいきなり切るか
 スルーする、忙しいを理由に
 デートを断る
 豪華なプレゼントを拒否る
 トドメは、ボンビーだ」

「これが、牧野データだよ」

麗香がフリーズしてるぜぇ
みんな同じ反応をする
あきらは、毎回同じ反応をするオンナ達の事が
滑稽でおかしくてたまらない

「司さんは、彼女の
 どこに惹かれてらっしゃるの?」

「今言ったこと、全部だよ」

「牧野バカだからさ、
 どれが欠けても牧野じゃなねぇってワケ」

あきらが、笑いを堪えながら
麗香の反応を楽しむ

「牧野にいたぶられて
蕩けるくらい幸せな顔するんだよ
司は、真のM気質さ」

「ま、牧野にだけだけどな」とは
麗香ちゃんには内緒の話


「個性豊かな方なのね」

「司が野獣なら、牧野は
 司を手なずけ意のままに操る
 希少価値な保護珍獣だよ」

「会えばわかるよ、
 なぁ、あきら!」

「ふふふふ、勝算ありだわ
 あたくしが落とせなかった
 オトコはいないのよ!」

「麗香ちゃん、その笑いって
 勝ち目ありとみたのかな?」

「そんな……あきらさん
 司さんが簡単に落とせるなんて
 おもってませんわ」

「ここでNGワード教えとくね」
「司を名前で呼べるのは、
 俺達と牧野だけ」
「間違っても、司さんって
 呼んだらだめだよ」

「牧野を見下す言い方、態度は
 絶対ダメ………」

「ここ一番重要!」

「例え、女でも、ぶっ殺されるから
 暴走した、猛獣を止められるのは
 唯一、保護珍獣だけってこと」

「俺達も、まだ死にたくないからさ
 必ず守ってね!麗香ちゃん!」


「これだけ情報提供してあげてるんだからさ
 頑張って!」

「総二郎さん、どちらのミカタですの?」

「そりゃ、麗香ちゃんだよ、
 なぁ、あきら!」

ったく………総二郎も
人が悪いぜ

 
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GameOver 2

今回のチャレンジャーは、
麗香23歳 
静顔負けのナイスバディと
すれ違いざまに、思わず二度見してしまうほどの
超絶美人で、大手企業の社長令嬢ときた!

「今回は、司の雄の本能が反応するんでねぇ?」
「あきらは、どう思うよ?」

「ひょっとして…ひょっとするか?」
「牧野の毒牙は、強烈だからよぉ
本能vs毒牙ってか!」

「猛獣、珍獣コンビvs黒揚羽!」

「面白ぇなぁ」

「で………総二郎、
 リベート代わりに麗香と
 やっちまったのか?」

「俺は、その気満々だったけど
 司を落としたあと
 俺と関係があったのを知れたら
 司との結婚に響くだとよ」

「言ってくれるねぇ……麗香ちゃん!」
「すでに、司との結婚まで考えてるってか?」

「チャレンジャーは、こうでねぇと、
 俺達も面白くねぇわなぁ」


 


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